「ガーミンS70は高機能だけど、本当に自分に必要?」
「距離だけなら、もっと安いゴルフウォッチでもよさそう」
「バーチャルキャディまで使うと、ラウンドはどう変わるんだろう?」
ガーミンApproach S70を検討していると、こんな疑問が出てきませんか?
S70は、グリーンまでの距離表示に加え、コースマップや高低差を考慮した距離表示、クラブ選びをサポートする機能などを搭載したゴルフGPSウォッチです。
ただし、機能が多いからといって、すべての人に必要とは限りません。
先に結論|S70を検討したいのはこんな人
- 距離だけでなく、池やバンカーの位置も確認したい
- 高低差をクラブ選びの参考にしたい
- ショットデータを記録し、次のラウンドに活かしたい
一方、残り距離だけ分かれば十分な人や、実際のピンまでの距離を直接測りたい人は、ほかの距離計も比較してみたいところです。
この記事では、Garminの公式情報をもとにS70の機能と注意点を整理し、「自分のラウンドで使いたい機能があるか」を判断できるように解説します。
ガーミンS70でできること|ラウンド中の判断はどう変わる?

S70の機能を、実際にゴルフで使う場面で考えてみると、次のようになります。
| 機能 | 使う場面 | 購入前の判断材料 |
|---|---|---|
| 距離表示 | グリーンまでの残り距離を確認する | 距離確認が主な目的か |
| コースマップ | 池・バンカー・曲がり角を確認する | コース全体の情報も欲しいか |
| PlaysLike距離 | 打ち上げ・打ち下ろしなどを考える | 高低差をクラブ選びに使いたいか |
| バーチャルキャディ | 過去のデータをクラブ選びの参考にする | ラウンド記録を続けたいか |
| AutoShot | ショットを記録して振り返る | プレー後にデータを見返したいか |
どの機能も、使う場面が思い浮かぶかどうかが大切です。
ここから、機能ごとの特徴と利用条件を見ていきましょう。
グリーン・ハザードまでの距離とコースマップ
S70では、グリーンの手前・中央・奥までの距離を確認できます。フルカラーのコースマップや、池・バンカーなどのハザード情報にも対応しています。
例えば、グリーン中央まで150ydの場面。グリーン手前のバンカーまでの距離も分かれば、ピンまでの距離だけを見るのとは違うクラブ選びができます。
初めて回るコースや、ドッグレッグの先が見えにくいホールでは、レイアウトを確認できることも判断材料になるでしょう。
「残り何ヤード?」だけでなく、「どこを狙う?」まで考えたい人に役立つ機能ですね!
PlaysLike距離は何を考慮する?
PlaysLike距離は、実際の距離に加え、打ち上げや打ち下ろしなどを考慮した距離を表示する機能です。
例えば、残り150ydでも、打ち上げのホールでは150ydを打つクラブで足りないかもしれません。
そんな場面で、高低差を考慮した表示をクラブ選びの参考にできます。
通常の距離表示
残り150ydを確認。高低差などは自分で考える。
PlaysLike距離
高低差などを考慮した距離も確認し、クラブ選びの参考にする。
風向き・風速や空気密度も考慮するには、Garmin Golfアプリとのペアリングが必要です。
表示された距離どおりに打てば、必ず狙った場所に届くというものではありません。
バーチャルキャディはどんな場面で役立つ?
バーチャルキャディは、過去のクラブごとの飛距離データなどを使い、クラブ選びをサポートする機能です。
例えば、残り距離を見て、7番アイアンと6番アイアンのどちらを使うか迷う場面。
自分の過去のデータをもとに、推奨クラブや予想着弾範囲などを確認できます。
購入直後から、自分専用のクラブ提案が使えるわけではありません!
※対応ウォッチとGarmin Golfアプリの接続に加え、クラブ情報を記録した5ラウンド分のデータなどが必要です。
クラブの使用情報は、本体のクラブ選択機能や、対応するApproach CT10センサーを使って記録します。条件を満たした過去のラウンドデータがある場合は、そこから利用できることもあります。
また、トーナメントモードや数字を大きく表示する設定では、バーチャルキャディを利用できません。
ラウンド記録を続け、過去の自分のデータを次のクラブ選びに活かしたい人に合う機能ですね。
AutoShotでショットを記録し、ラウンド後に振り返る
S70には、スイングを検出してショットを記録する「AutoShot(オートショット)」が搭載されています。
ラウンド後にGarmin Golfアプリなどでデータを確認すれば、ショットの飛距離や位置を振り返ることができます。
ただし、S70本体だけですべてのショットが自動記録されるわけではありません。
| 記録方法 | できること | 注意点 |
|---|---|---|
| 本体のAutoShot | スイングを検出してショットを記録 | パットや短いチップなどは自動検出できない場合がある |
| 本体のクラブ選択 | 使用したクラブの情報を記録 | 設定やクラブ選択の操作が必要 |
| 別売のApproach CT10 | 対応するクラブのショット記録を補う | センサーの購入・装着が必要 |
Garminも、AutoShotではパットや短いウェッジショットなどを検出できない場合があると案内しています。記録できなかったショットは、対応する手動追加機能で補うことも可能です。
CT10は、S70を使うための必須アイテムではありません。
まずは本体で記録してみて、さらに細かく管理したくなったら考えても良いですね。
ショットデータを残すだけでなく、ラウンド後に見返したいかどうかが判断のポイントです。
S70の弱点・購入前に知っておきたいこと

S70は多機能な一方で、使い方によっては機能を持て余したり、追加の準備が必要になったりします。
購入後に「思っていた使い方と違った」とならないよう、注意点も確認しましょう。
距離確認だけなら機能を持て余す可能性がある
グリーンまでの残り距離を見ることが主な目的なら、コースマップやクラブ提案、ショット記録を使わない可能性があります。
その場合は、S70に搭載された機能と、実際に自分が使う機能の間に差が生まれます。
購入前に考えたいこと
距離表示以外の機能を使う予定がないなら、シンプルなGPSウォッチとも価格を比較してみましょう。
もちろん、今後ショット記録やコースマップを使ってみたいなら、S70を選ぶ考え方もあります。
「いつか使うかも」だけでなく、具体的な利用場面まで思い浮かべられるかが大切ですね。
GPSウォッチとレーザー距離計では測れるものが違う
S70は、GPSとコース情報を利用して距離を表示するウォッチ型の距離計です。グリーンの手前・中央・奥までの距離や、ハザードの位置を確認できます。
一方、レーザー距離計は、照準を合わせたピンや目標物までの距離を測る機器。
両者は得意な使い方が異なります。
| 比較 | S70 | レーザー距離計 |
|---|---|---|
| 距離の確認方法 | GPS・コース情報 | 目標物へレーザーを照射 |
| グリーン情報 | 手前・中央・奥や形状を確認 | 狙ったピンなどまでの距離を測る |
| ハザード | マップ上の位置を確認 | 見える対象物を直接測る |
| 使い方 | 手元の画面を見る | 対象物へ構えて測る |
S70のグリーンビューではピン位置を手動で変更できますが、レーザーで実際のピンまで測ることとは同じではありません。
また、GPSによる距離表示とレーザー測定の差は、測位環境やコースデータ、ピン位置などによって変わります。「S70は必ず何ヤードずれる」といった固定の誤差では考えないようにしましょう。
コース全体の情報が欲しいのか、実際のピンまでの距離を直接測りたいのか?
この違いを分かっていると、自分に必要な距離計が選べますね!
アプリ連携・別売センサー・有料契約が必要な機能もある
S70には本体だけで利用できる機能もありますが、使いたい機能によってはアプリ連携やラウンド記録、別売品などが必要です。
| 機能 | 購入前に確認すること |
|---|---|
| 風情報などを使うPlaysLike距離 | Garmin Golfアプリとのペアリングが必要 |
| バーチャルキャディ | アプリ接続とクラブ情報を含むラウンドデータなどが必要 |
| CT10によるクラブトラッキング | 対応する別売センサーが必要 詳しくはこちらをご覧ください。 |
| Green Contour | Garmin Golf Membershipの契約と対応コースの確認が必要 |
Green Contour(グリーンコンツアー)は、グリーンの傾斜情報を確認できる機能です。
グリーンの形状を表示する通常のグリーンビューとは異なり、有料のGarmin Golf Membershipへの加入が必要になります。
必要な機能だけを確認し、使わないものまで契約・購入する必要はないと考えましょう。
また、コースマップの確認やラウンド記録など、使いたい機能が増えるほど設定や操作を覚える場面も増えます。距離を見るだけなら、すべての機能を覚える必要はありません。
競技で使うときは利用できる機能を確認する
S70にはトーナメントモードが搭載されています。
このモードでは、PlaysLike距離やバーチャルキャディ、ピンポインターなどの機能が無効になります。
ただし、トーナメントモードがあるからといって、すべての競技で距離計の使用が認められるわけではありません。
競技に参加する人は注意です!
距離測定機器や高低差情報などの使用可否は、参加する競技の規則・ローカルルールを確認してください。
S70の42mmと47mmはどちらを選ぶ?

S70を購入候補に残したら、42mmと47mmの違いも確認しましょう。
本体の大きさだけでなく、画面サイズ・バッテリー・GPSの測位仕様にも違いがあります。
| 比較項目 | S70 42mm | S70 47mm |
|---|---|---|
| 本体サイズ | 42×42×13mm | 47×47×14mm |
| 画面サイズ | 1.2インチ | 1.4インチ |
| 重量 | 44g | 56g |
| スマートウォッチモード | 約10日間 | 約16日間 |
| GPSモード | 最大15時間 | 最大20時間 |
| GNSSマルチバンド | 非搭載 | 搭載 |
| 標準バンド幅 | 20mm | 22mm |
42mmはコンパクトさと軽さ、47mmは画面の大きさとバッテリーの長さが特徴です。
さらに、47mmにはGNSSマルチバンドが搭載されています。
複数の周波数の衛星信号を利用して位置を調べる技術で、Garminは木々に囲まれた場所などでの測位性能が優れています。
ただし、47mmならどんなコースでも距離表示が必ず正確になるという意味ではありません。
42mmも、GPSによる距離表示やコースマップなどに対応しています。
42mmを検討したい人:小ささ・軽さを重視し、普段使いでも着けやすいサイズが欲しい人。
47mmを検討したい人:大きな画面、長めのバッテリー、マルチバンドGPSを重視する人。
装着感は腕の大きさや好みによって変わります。
可能なら実物を試着し、腕とのバランスや画面の見やすさも確認しておきたいですね。
結論|S70が向いている人・別の距離計も比較したい人

ここまでの機能と注意点を踏まえて、どんな人がS70を活かせるのか整理しましょう。
| S70を検討したい人 | 別の選択肢も比較したい人 |
|---|---|
| 初めてのコースでマップやハザード情報を見たい | グリーンまでの距離だけ分かれば十分 |
| 高低差をクラブ選びの参考にしたい | 実際のピンまでの距離を直接測りたい |
| ショットを記録し、ラウンド後に振り返りたい | アプリ連携や記録は使う予定がない |
| バーチャルキャディのためのデータを蓄積したい | 設定の少なさや価格を優先したい |
例えば、コースマップと高低差表示を毎ラウンド使いたいなら、ショット記録を使わなくてもS70を検討する理由になります。
反対に、いつものコースで残り距離を確認するだけなら、シンプルなGPSウォッチで必要な機能を満たせるかもしれません。
ピンまでの距離を直接測ることが重要なら、レーザー距離計も候補です。
購入前に確認したいのは「次の18ホールで、繰り返し使いたい機能があるか」
必要な機能がはっきりしたら、42mm・47mmの違いと現在の価格を照らし合わせてみましょう。
S70の42mm・47mmの価格と在庫を確認する

購入する場合は、サイズだけでなく、販売者・保証・現在の価格も確認しておきましょう。
47mm|大きな画面・長めのバッテリー・マルチバンドGPS
42mm|軽さ・コンパクトさを重視
S70を買う前に、迷っていることを別記事で確認しよう

S70を購入候補に残したものの、まだ迷っていることがあれば、気になる内容に合わせて必要な記事を確認してみてください。
| 今の疑問 | 次に読む記事 |
|---|---|
| 後継機を待つべき? | S70の後継機と買い時 |
| Apple Watchを持っていても必要? | Apple Watchとの違い |
| 普段使いでも活躍する? | S70の普段使い |
| 設定や使い方が気になる | S70の使い方ガイド |
| サイズを決めたい | 42mm・47mm比較 |
| 価格や購入先を詳しく確認したい | S70の買い時・価格情報 |
後継機情報や価格は変わるため、購入を決めるときは最新の公式発表や販売ページも確認してください。
すべての記事を読む必要はありません。自分がまだ決められていないところから確認すれば十分です。
まとめ|S70は使いたい機能から選ぼう

ガーミンApproach S70は、距離表示だけでなく、コースマップや高低差情報、クラブ提案、ショット記録などを利用できるゴルフGPSウォッチです。
ただし、機能が多いことだけを理由に選ぶ必要はありません。
S70を選ぶ理由は、機能の数ではなく、自分のラウンドで使いたい機能があること。
コースマップを使いたいのか、高低差をクラブ選びに活かしたいのか、ショットを記録したいのか。
まずは自分が繰り返し使う機能を考えてみましょう。
そのうえで、42mm・47mmの違いと現在の価格を確認すれば、S70を選ぶか、別の距離計を比較するか判断しやすくなるはずです。

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